指針。
人は実力ではなく、知名度に対してお金を払う。
分かりやすい例の一つはテレビタレントである。
現役の漫才師でもなく、その日一番の爆笑を取った訳でもないが、
知名度が最もある人物が審査員席に座り、その日一番の収入を得る。
それは、例えば「社内」でも同じで、総じて知名度の高い人物は、
重要な仕事を任されるケースが多く、結果としてプロモーションする機会に
恵まれることが多い。
そしてこれは事業というより大きなレベルにも当てはまると言える。
つまり、ある事業を成功させるうえで知名度は非常に重要である。
事業/起業の成功には、他に、知見(ノウハウ)と資源も重要であり
これは、以下の方程式に帰着するという考え方もある。
「①説明責任」×「②知見」×「③有効資源」の
そして成功の確率を高めるためには、それぞれのレベルアップが必要がある
(※①~③は末尾参照)
この①~③のレベルアップという意味で本ブログを育てていきたい。
自分らしさの発揮という意味では、特に「考え方/どう考えるのか」
に関するトピックを多くする予定である。
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①の説明責任は、②の知見を誰の責任において表明しているのか、
換言すれば自分の責任において(自分でリスクを取って)表明しているのか、
ということを指す。ここに先の知名度が関連付けられる。
ある特定の意見(あるいは、ポジション)を自分の責任において表明すること
=批判される(損失を受ける)リスクを取ること。
②の知見とは、特定の領域における、自分らしさを表現できる知見を指す。
事業に関しての高い専門知識であるが、しかしそれは自分らしさを表現
できていなければならない。なぜなら単に「高い専門知識」ということであれば、
それは誰か/何かによって代替されてしまうからだ。
③の有効資源とは、労働力、資本など、利用可能で
成功につながる可能性を増大させる資源を指す。
ここにソースコードとメディアを付け加えることもできる。
ソースコード/ソフトウェアは複製、再利用可能であるし、
メディアは実力が不足していても知名度において事業の成功につながる可能性を
高めるからである。