前向き/後向きとOpen/Close(4)

ここまでの整理は以下の通りである。 第1象限 → プラグマティズム第2象限 → ポストモダン思想第4象限 → 原理主義 残っている第3象限(Close-後向き)には、典型的な「考え方」が整備されていないように見える(存在していないということではない)。 この…

前向き/後向きとOpen/Close(3)

さて、ここまで前向き/後向きとOpen/Closeの相関性に着目し、第1~第4象限の論理的な概要を整理した。そこで、次に現実にはどのように存在しているかを検討してみる。 第1象限:Open-前向きこの領域の姿勢・考え方は「他人の考えを受け入れつつ、肯定的…

前向き/後向きとOpen/Close(2)

前向きであることとOpenであること、また後ろ向きであることとCloseであることは共に親和性が高いと思われる。(第1、3象限) ある人が前向きな姿勢を示す=話の焦点となっている事柄を「本当に」推進しようとしていれば、その事柄が置かれている状況や目…

前向き/後向きとOpen/Close(1)

一般的に前向きとは、話の焦点となっている事柄に対して肯定的な表現とともに、推進する意志を持つことである。逆に、後向きとは否定的な表現とともに、推進する意志は持たないことである。 例えば、「補足資料を作る」ケースを考えてみる。前向きな姿勢とは…

経験・知見と主体性。

我々はDisruptの時代を生きており、一方では過去の成功体験に基づいたアイディアや物事の進め方は無意味であるという意見がある。 他方で体験や経験は引き続き重要なポジションを占めているとも言える。例えばビジネススクールでは引き続きケースメソッドが…

指針。

人は実力ではなく、知名度に対してお金を払う。 分かりやすい例の一つはテレビタレントである。 現役の漫才師でもなく、その日一番の爆笑を取った訳でもないが、 知名度が最もある人物が審査員席に座り、その日一番の収入を得る。 それは、例えば「社内」で…